「百合属性」について
百合の定義
けっこう色んな所で書かれてるから今更だけど。まあそういえば俺は書いて無かったなあという感じで。昨今の百合ブームなんかよりずっとずっと昔から百合、及びレズビアン推しをしてた俺にとっては「これからのブームは百合!」的な解釈の定義付けはどうもしっくりこない。否定はしないけど。ほんとに「今更かよ」と思う。俺が何年それで萌えてきたと思ってんだ、みたいな。何様だよ俺は。
百合はレズか
一般的に言われてる百合という属性はつまりレズビアンなのか、多分正確にはイコールで繋がらない。似て非なる物。だけど百合にレズ要素が絡んでいる事は否定しない。例えば薔薇族というのは一般的にゲイ、ホモセクシュアルとイコールになりがちだけど、それはヤオイとイコールになるのかな。きっと違う。
ヤオイと百合
身も蓋も無い言い方をしてしまえば「綺麗な同性愛」がそれぞれ百合でありヤオイなのではなかろうか。と、言うと「ではセックス、ペッティングを含む物は百合(ヤオイ)ではなくレズ(ホモ)なのか」と取られがちだけどそれもきっと違う。リアリティのある同性愛は汚いかというとそれも否。いや、実際は同性愛に限らずヘテロセクシュアルの恋愛だろうと「愛」は純粋な美しさとかないと思うし、汚い面も含めてそれが愛なんだろうけど、俺個人の主観としては決して「レズは汚い」と言いたくないし思ってもないし思いたくも無いので否定しておく。
王道の答えとしては「ファンタジー」というのが範例らしい。
百合とレズの違い
実はもともとこれに定義付けする事なんか意味がない。何故なら同性愛の定義すら曖昧なのだから。一般的にはホモ、レズ、バイ、ゲイ、オカマ、オナベ、ヘテロ、くらいしか認識されていないのが現状。例えば俺のように男に生まれて、男として育ってきて、自分が男という認識もあり、女性に恋愛感情や性欲を抱くけど、女として生まれてきて女同士で恋愛したかったようなトランスゲイとかは理解されない(されにくい)はみ出し者な訳だ。てゆうか本当に俺はトランスゲイなのかどうか自分でもわかんないし、実は俺みたいのなんかは全然トランスゲイでもトランスジェンダーでもなかったりしたら本当にトランスジェンダーな人にとっては俺の発言は「その程度で何言ってんの」になってしまう。
だから今までこの話題は語る必要がないと思っていた。結論は個人の主観になってしまうから。
最終結論
百合
「恋愛している自覚はないけど、なんとなく女性が好き、友情や尊敬以上に憧れている女性がいる、恋みたいだけど恋じゃない」くらいの感情を持っている女子*1達の関係。
「女性を愛している」と明確に、もしくはおぼろげながらも自分が同性に恋愛感情を抱いていると自覚している女性達の関係。
この定義はあくまでも俺の認識の範囲で結論づけられたもので、一般的*2な百合の定義とはずれている可能性がおおいにあります。
が、俺は自分のこの結論が正しいと思うし、現在世に広まる百合の定義は「なんか違う」と思いつつも間違ってるとは思いません。
上記文中で「〜否定する」との表現もいくつかあり、一見矛盾しているように見えますが、実際矛盾しています。そこは直しようがありません。本当にそう思っているんだから。
で、何で今更こんな書いてるのか
そんなノリだったから。