カブトは本編を観終ったあとに公式サイトを見るのが楽しい。


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テレ朝公式の第8話ストーリー

今回は天道語録は更新されてなかったけど、まかないレシピに天道流中華風ひややっこが更新されてたー!



ビデオ録画して見直してたら台詞起こししながら超長文レビューになってしまった。

■第八話

共闘作戦でワームを撃退した後、ゼクトへ入る事を拒んだ天道を不穏分子として倒すよう本部から命じられた矢車さん。

シャドウチームと共にカブトを追い詰めるザビー。
「戦う理由がない」と一向に反撃をしないカブト。

ゼクトチームと違って精鋭のシャドウチームはカブトからしても戦い辛いのか、カブトをマシンガンで狙う景山をめんどくさくなって攻撃して倒してしまうカブト。

そこにタイミング良く現れたぼくらのヘタレ加賀美くん。
カブトが景山くんを一方的に虐めたもんだと思って「カブトォッ!!!」と怒りの咆哮。

景山を気遣って駆け寄る矢車さん。

マスク越しに睨みあう両ライダー。
「病院へ搬送だ!急げ!」


変身を解いて帰ろうとする天道に詰め寄る加賀美くん。
「もう関わるなと言ったはずなのに!どういうつもりだ!」
「しかも俺の仲間を怪我させるなんて!!」

「奴らに言っておけ。俺に手出しをすればそれなりの代償を払う事になるってな」

「お前に手出しを?」

「それだけじゃない、ザビーとやらが襲ってきたせいでワームを逃がした」

「ワームならザビーが倒したはずだ。出鱈目を言うな」

「お前の仲間とやらによろしくな、もっとも、あの傷なら一週間で治る」


矢車さんを盲信する加賀美くんを責めもせず、あくまでも我を貫き通す天道。








一方、電話で本部の偉い人=ゴローちゃんに今回のカブト掃討任務の失敗を報告する矢車さん。

「ちょっと甘いんじゃないのか?部下に気を取られ、カブトを取り逃がすとは」

「申し訳ありません。しかし私にとって、部下の命を守るという事はチームの命を守るという事と同じなんです」

「お前らしいな…。ま、心配はしていないが、次は必ず実行するんだ」

「わかっていますよ、三島さん」

「その名前はなるべく使わないでもらいたい」


なんだかよくわからんが黒幕らしきゴローちゃんの名前は三島さんと判明。

俺の深読みしすぎかもしれんけど、どうも矢車さんの保守的な方針というのは部下やチームを守るという見せかけで自分の面子を保っているように見えてならない。

勿論、本人にその自覚はないだろうけど。

確かに正義にヒーローが仲間の命も守らずに攻めの一手だけになってしまうのは問題だと思うんだけど、天道をもってして「一週間で治る」と言わせる程度の怪我で"命をかけて戦っているシャドウの一員"にわざわざ駆け寄って、カブト掃討作戦を中断し、チームリーダー自らの指示で救急車で搬送、っていう流れは大袈裟すぎるんじゃないかなあ。












後日の天道家の朝、新聞で新たなワームの犠牲者と思われる事件記事を見つける天道。
そこへ制服に着替えて起きてきた樹花が無言で天道の側のソファに鞄を投げつける。

あれ?なんか怒ってるの?俺なんかした?(´・ω・`)

一瞬不安になる天道だったが、振り向いて相変わらずのアホポーズで「お兄ちゃん、おはよっ!」と笑う樹花にホッと一安心。

なんだこのバカ兄妹。

「そうだ!あたしひよりさんにこないだのホットケーキのお礼ひはいんらけお」

食べながら喋るな!

「それならチューリップを送っておいた。世界で一つだけのな…」

お前はスマップか!

さも素晴らしいプレゼントをしたと自画自賛の笑みを浮かべるバカ兄貴に「そんなんじゃダメ!」と一喝する妹。

「そうだ、ウチでご飯食べてもらおうよ!お兄ちゃん特製のお豆腐フルコースがいいな!」

それお前が食いたいだけじゃんwww

「そうだな…。こないだ食べ損なったしな」

お前が矢車と張り合わずに別の店行くとかひよりの豆腐分けてもらえば良かっただけなのにな!

「やったーー!!!」

そう言えばあの日の天道家の夕餉は結局どうなったんだろう。









同じく新聞記事を見てワームの影に気付く岬さんと田所さん。
そこへ飛び込んできて「俺をしばらく矢車さんの下で働かせてください!」と直訴する加賀美くん。

そして病院にて矢車さんに報告する加賀美くん。

「君の上官はそれを承諾したのか?」
「はい、岬さんには怒られたけど、本部には田所さんが話してくれるって」


一話で「親父は関係ありません!」とか親の七光りっぷりを否定してた癖に結局それ親の七光りだって気付いてなくね?

精鋭部隊であるシャドウにへっぽこゼクトルーパーの中でも大して役に立ててもいない微妙な一隊員が、隊長に直訴して"本部に話してもらう"だけで部隊の異動を認めてもらえるなんておかしいじゃんか!


まあ矢車さんはそれを知ってか知らずか、多分知らないだろうけど、「覚えておけ、シャドウは甘く無いぞ」とか簡単に迎え入れちゃったけど。

矢車さんて自分に付き従ってくれる人に"だけ"は寛容なんじゃないのかなー、とか、またも裏読みしてみたり。


















豆腐を大量に買いこんできた天道。

野原で謎な絵を描いているひより@眼鏡っ子verを見つけて「ちょっと手伝ってくれないか」と、買った豆腐を"全部"ひよりの自転車の後ろに乗っけて押させる天道。


「ちょっと」でも「手伝って」でもねえええぇぇぇえwwww

でも「なんでボクが…」とか言いながら自転車を押すひより。
はいはいツンデレツンデレ
















景山くんの病室にお見舞いにきた矢車さん。


※ここから801臭がプンプンします


自分のせいでカブトを逃がした事に責任を感じて凹む景山くんを軽口を混ぜつつ励ます矢車さん。

こういうところは確かに頼れるチームリーダーっぽいし良い人なんだろうけど…

「あんなのいつでも倒せる。もっとも、俺達を恐れて雲隠れでもされると面倒だがな」

「その時は!俺が草の根分けてでも探し出します!」

「それでこそ景山だ。そうだお前に紹介したい奴がいる…入れ!」

紹介されて入室してきた加賀美くんに驚く景山くん。

「お前、田所さんとこの…」

「しばらく俺の下に付く」

「この生意気坊主が?!」

「俺は坊主じゃありません、加賀美新("あらた"って読むんだ)です。よろしく」


(どうしよう…俺の矢車さんがこんな世間知らずのお坊ちゃんにとられちゃう…!!)


恋する景山くんの不安をよそに「お前何か食いたいもんないか?」と気さくな矢車さん。

「そんな、悪いっすよ!」とか言いながらも「じゃあ…、以前矢車さんが作ってくれた、麻婆豆腐が食べたいです」とかちゃっかり甘える景山くん。


…前回の豆腐ってそんなに量なかったよね?

あれをシャドウ全員が食べたとは考えられないのでやはり前回も景山くんの為に作ったの?
あれ?やっぱこの二人できてんじゃね?( ^ω^)


矢車さんが病室を出たあと、景山"センパイ"にシャドウの方針を尋ねる加賀美くん。

「あの、矢車さんが言ってた完全調和ってどう言う意味なんですか」

「俺達シャドウは、スタンドプレーを許さない。仲間同士助け合い、絶えずチーム全体の事を考えて行動する。そうする事で、1の力を2にも3にも、時には10以上にする事もできる!それがチーム全体の完全調和、パーフェクトハーモニーだ」

「なるほど!俺そう言うの好きです!」
と、無邪気な加賀美くん。

それを複雑な表情で見つめながらも(でもお前に矢車さんは渡さないんだからねっ!!)と嫉妬の炎にかr


うはwwなにこの腐女子脳wwwwwキモスwwwwwww







その時、病院の外で電話していた矢車さん。

ワームがもう一匹いるというカブトの発言を自分との戦いから逃げる為の嘘だと思いこんでいた矢車さんだったが、三島さんから

「それは君の勘違いだったようだ。カブトの言う通り、猛一匹ワームが現れた」

と告げられ、なにやらイライラ…


矢車さんて自分のミスを認められないタイプじゃないのかな。
「完全調和」とかをやたらと強調するのはそのせいな気がする。

確かに矢車さんは人間が出来てるし、仲間の事を大事にする、常識もある、「自分を良い人だと思わせる」事に関して長けているとは思う。
勿論、そんな計算してる訳じゃないだろうけど、周りに良い顔をする事で自分を良く見せてるように見える。

現代社会で「良い人」だと言われる理想像みたいなのはきっと矢車さんみたいな人だと思う。



それに比べて天道総司は我儘で自分勝手で自由奔放、「俺が正義」を地で行う天上天下唯我独尊男だけども、自分の我は通すけどそれを相手に押し付ける事はしない、言い訳もしない、孤高のヒーローとしては正しい道を進む男に見える。

人間として無理のない、あるがままの素直な感じがする。



…って、裏読みしまくるのはいいんだけど、本当にそういう意図があってキャラクター像を描いてるんだとしたら、やっぱり子供向けヒーロー番組としては難しすぎるよなー。

だからといって響鬼さんみたいなイージー展開に修正されない事を祈る。
響鬼さんまだ見てないけど)













さて、件の大笑いしまくる店主の豆腐屋に豆腐を買いにきた矢車さんと加賀美くん。
この豆腐屋そんな上手い豆腐作るのか。

「一つも無い?」

「ッハッハッハッハッハッハ!悪いねえ!全部買い占めて行っちゃったんだよ!ほら、天の道を行く…とか言う人!」

「あいつ…!取り返してきます!」と走り出す加賀美くん。

え、「取り返す」っておかしくね?お前らも他の店当たれよ。




さてここで矢車さんの余裕綽々の台詞。

「フッ…案外器の小さな男だ、こないだ俺に負けた腹いせか…」


キタコレ

どう見ても負け惜しみです。

どんどん矢車さんへの不信感が募ってきた俺にはこれも自分の面子を保つ為の薄っぺらな自己弁護にしか聞こえねええええええ!!!


これを聞いた豆腐屋の店主が「いやあ、なんか楽しそうだったよ!豆腐パーティとか言ってた!呼ばれてないの?寂しいねえ!!ハッハッハッハッハッハ!!!」と言うと何やら悔しそうな複雑そうな表情をする矢車さん…。

…あんたの本当の黒さ、見えてきたぜ…。







自転車を押しながら天道のあとを歩くひより。

「豆腐パーティ?」

「ああ、是非来てくれ」

「ボク、ぃぃょぅ…」

「遠慮するな、可愛い妹のたっての願いだ」




「天道ォーーーッ!!!」

そこへ走りこんできた矢車妄信教の加賀美くん。

「何で豆腐を買い占めたりした!!!」

ひよりが側にいる事も構わずに天道を問い詰める加賀美くん。
でもお前の言ってる事滅茶苦茶おかしいよ?

「ほぅ?お前もあそこの豆腐が欲しいのか?」

「矢車さんだ!!」

「なんだ、分けてやろうかと思ったが、あのいけ好かない野郎にくれてやる豆腐ならないな」

「矢車さんはお前と違って素晴らしい人だ!豆腐だって、入院した部下に食べさせてやる為なんだぞ!」

自分の言ってる事のおかしさに全く気付いてない加賀美くん。

「相変わらず仲良しこよしだな…」

「なにぃ?」

そこへ加賀美くんの携帯に岬さんからワーム出現の連絡が入る。
「ワームよ。矢車さんにも来てもらって」
「わかりました」

電話を無視して歩き出す天道をよせばいいのに引き止める加賀美くん。

「おい待てェ!」
「もう一度だけ言う、矢車さんがいればお前の力は必要ない、もしもまた俺の仲間を傷つける事があったら…俺はお前を許さない!」

そう言って走っていってしまう加賀美くん。


側で見ていたひよりも流石に気になったのか、よせばいいのに「いいのか?」と天道に声をかけると

「しょうがない奴だ…」

「ひより、豆腐は店で預かっておいてくれ」


おまwwwwここまで運ばせておいてwwwwwwwwwww




















場面変わって結婚式会場。

矢車さんの指揮の下、「白い服装の人」を徹底的にサーモグラフィーで調べる加賀美くんと岬さん。
しかし白い服装の人間に擬態したワームは見つからず…。

「矢車さん、中の様子は?」

「私の部下がチェックした、我々シャドウの警備は完璧、ワームが忍びこむ隙はない」

「じゃあワームは既に施設の外に…?」

田所さんは岬さんと別のエリアを引き続き調べる事に。
矢車さんと加賀美くんも別の場所を捜索しようとした時、教会の中から聞き覚えのある声が…


「神は言いました。天の青空に光有りて、昼と夜とを分かち、また、印の為、時の為、日の為、年の為になるべし」

「神は言いました。汝、天の青空にありて、地を照らす光となるべし」

「お婆ちゃんはこうも言いました。汝、天の道を行き、総てを司るべし…」

そこには神父に変装した天道総司の姿g


ってお前のばあちゃん神かよ!!!!!!!!!!!!



「天道…、どうやって中に…」

「何が完璧な警備だ、招かれざる敵がもう一人入り込んでいるぞ」

「ここの聖歌隊、お前の言うパーフェクトハーモニーとやらが乱れてないか?」




天道が指差す先、聖歌隊の一人がワームに擬態していたのだった!

いくらなんでもシャドウのチェック甘すぎねえか?




カブト変身→クロックアップ→ワームとスローモーションの電車が迫る目前の線路の上で対決。

クロックアップの演出が「時間停止」と「周りの景色がスローモーション」なのは監督によって違うのかな?


それはともかく、クロックアップ状態のワームの口から射出された毒液がスローモーションにならない事には目を瞑るとして、天道がカブトゼクターを手にしてからライダーキックでワームを粉砕し、クロックオーバー→電車のスピードが元に戻るまでに一分かかってないんだがwww


一般人を避難させて空になった教会でワナワナと拳を握り、怒りを堪えきれない矢車さんとそれを呆然と見つめる加賀美くん…。





ワームも倒し、一件落着し、ビストロ・サルにて改めてひよりを豆腐パーティーに誘う天道。

「じゃあ七時頃来てくれ」

「いいのか?本当に…」

「決まってるだろ、主賓はお前だ」




ひよりが厨房から出ようとすると、人影が…

「誰か、いる…」

貞子登場みたいなBGMと一緒に現れたのは暗く沈んだ矢車さん…。

「なんだお前か…丁度良かった。これ、取っておいてやったぞ」
「入院してる部下とやらに食べさせてやれ」

がしゃーん!!

天道から差し出された豆腐の入ったボウルを弾き飛ばす矢車さん。

こらー!!食べ物粗末にしちゃいけません!!!!!


一!触!触!発!











夕日をバックに対峙する天道と矢車。

「どうしてもやるというのか?」

「ライダーは二人もいらない、カブトは俺が倒す」

「星がどれだけ輝いても、太陽には敵わんぞ」

「太陽は俺だ」

二人の対決を象徴するかのように天空から飛来したカブトゼクターとザビーゼクターが何度も交錯し、火花を飛ばしてぶつかり合う!


俺この演出好き!!カブトゼクターもザビーゼクターもカワユス!!!








再びビストロ・サル。

「ええ?!天道と矢車さんが?」

「なんか…ヤバイ感じだった…」

何か危機を感じて走り出す加賀美くん。











「キャストオフ」を合図に殴りあう二人のライダー。

なんかカブトのパンチの振りがかなり大振りなのが気になるんだけど、これってわざとザビーに倒されるフリじゃないのかなあ。

今までワームを倒すのが一瞬だから気付かなかっただけかなあ。
重いスーツでダメージを与えるには威力のある大振りじゃないとダメージが与えられないのかしら。

そんな事考えてるうちに加賀美くんが決闘場所に到着し、「天道!矢車さん!」と叫ぶと同時にザビーの上段足刀蹴りで吹っ飛ばされるカブト。


ザビーのライダースティングがカブトに突き刺さる!!!!


…寸前で終了。














次回予告ではザビーゼクターを手にした加賀美くんが

「変身!」

…できないだろうなー。






めんどくさいめんどくさい言ってる癖にビデオ観ながらわざわざ全部台詞起こしとかしちゃった。

思えば昔サイトでも龍騎とかデジモンテイマーズも熱中してレビュー日記書き出すと正確さを求めてビデオくまなくチェックして台詞起こししに時間つかってそれ以外の作業に支障をきたしてた気がする。誰も見てねーのに!

これだからオタクはダメだー。

で、一回始めると全話で徹底的レビューをするよう自分に課してその結果どんどんビデオが溜まったりしてたんだった。ダメすぎる。

でも久しぶりに一生懸命書いたのでmixiから全部コピペしたった。