ワンピース エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち

近場の大泉学園のTJOYで上映前トークショーがあったので行ってきました。

「ワンピース」公開記念トークショー実施決定!
日時:3月10日
※ 詳細は劇場にお問い合わせください

出演者(予定)
監督:今村隆寛 プロデューサー:梅澤淳稔
ルフィ役:田中真弓 ウソップ役:山口勝平



トークショーレポート


本編のネタバレ感想はこの後に書くけど、実はこのトークショー自体もネタバレ前提というか、ワンピースを知っている人向けに話されているので、重度のネタバレ恐怖症の人は読み飛ばすが吉です。
原作のアラバスタ編を読んだ事あるなら問題ない。








監督、プロデューサー、田中真弓山口勝平を拍手でお迎え
ベテラン声優二人が最初っからノリノリで会場を笑いに包んでくれた。
「この映画初めてじゃない人ー?」
→客席半数くらい挙手
「二回目とかの人もいるんですねー、じゃあTVのアラバスタ編も見た事なくて、今回の映画も初めての人ー?」
→前の方の一人だけ挙手


「あ、初めて?じゃあネタバレしない方がいいよね?」
って自分で言っておいて「教えてあげようか?」「あのね…」って自分の好きなシーンを説明しちゃう田中真弓www


「ルフィがね、ビビに殴らせてやるのよ!その間ルフィはずっとしゃべってるんだけどね、そこがまたいいのよ!」
ちょっとオバちゃんwwww


その後も事あるごとに会話の合間にその初めての一人に対してピンポイントでネタバレする田中真弓の天丼。
「乗らないのよ!船に!」「そうなのよ!」
最初のうちは止めてた山口勝平も一緒になってたりwww
あの人オイシイなー。会場爆笑。


トーク内容はアフレコ中の裏話が中心で、話がクライマックスになるとルフィVSボスになっちゃうから他のメンバーは暇だとか。
「外でお茶飲んでたりするのはいいのよ、中井和哉なんて股間カスタネット鳴らして踊ってんの!本当にあの男は…」
とか、主に中井和哉がどれだけふざけてるかという事を中心に語って会場を沸かせてた。


司会のお姉さんもいい質問の仕方で「これは私の妄想なんですが…」とか言い出して
「妄想!?」「そういうの大好き!」
声優二人の食いつき良すぎ!


司会「実写にするとしたらご自分で演りたいですか?もしくはどなたになら任せられますか?」
の問いに「ウソップはオダギリジョーさんとか…」「ガヤとか雑魚の役で毎回見切れたい」とか面白回答で返すベテラン二人。


「そのうち本編の前に実写でおまけ短編みたいのやろうよ!」
「私達ババアの役するから!」
巣鴨とかで自分で衣装調達するし」
「お金かけないように」

プロデューサーも「お金かけないって言うのは魅力ですねえ…」なんて答えるから場内も拍手と笑いで賛同w


続いて客席への質問タイムで挙手を求められたので俺はカカッっと挙手して質問一人目を素早くゲットした
さすが俺図々しいな周りが恥ずかしがって手を挙げないのをわかっていて堂々と挙手するとは図々しい


俺「質問とはちょっと違うんですけど、山口さんにお願いがあって…」
山口勝平「はいはい、何でしょう」
俺「1コーラスでいいのでそげキングの歌を歌ってもらえませんか?」(場内拍手と爆笑)
田中真弓*1「フルコーラス歌いますよ!」
俺「あ、是非おねがいします!」


山口「えー、参ったなー、じゃあアカペラだけど…」
ってノリノリで歌ってくれる山口勝平は超いい人!


♪ねずみの目玉もロックオン お前のハートもロックオン!
って俺の方指差してくれたー!!!


とりあえず1コーラス歌ってくれた所で「では次の人ー?」と司会が振ったのだがさっき俺が一人目をゲットした時には他にも数人挙手していたのに誰も手を挙げない。
山口「これで手が挙がらないって事はさっき挙げてた人はみんなそげキング(の歌)って事に…w」
やべー、俺ハードル上げすぎた


まあその後の質問は演技に関する事とかキャラクターに関する事とか無難なのが続き、最後に客席と声優&監督がじゃんけんをしてサイン入り生動画を3人にプレゼント。
じゃんけんに勝ったうちの二人は小さい男の子と女の子だったので微笑ましかった。


最後に4人を拍手で見送ってトークショー終了。
出てくる時も帰る時も俺の席の近くの通路を通ってくれてすげー近くで田中真弓山口勝平見れて嬉しかった。








おまけ
ワンピ本編が始まる前に短編のオリジナルアラレちゃんが流れた。
アバレちゃんかわいかった。












映画本編ネタバレ?感想


ネタバレというか、そもそも原作でもとっくに終了してる話だし、テレビアニメ本編でもやった話なのでその内容についてネタバレも何も知ってる人が大半だと思うから、あくまでも「ワンピースが好きな人に向けて作り直した作品」なんだと思う。

俺がいくら泣いたとか感動したとか言った所で、それは俺が好きな話で、いい話なのはわかっていて、泣くつもりで泣こうと思って観に行ったんだから、「だから面白い」にはならないんだと思う。

泣けるかどうかは人によるだろうけど、俺は今まで映画館で見た映画の中で一番号泣したし、鼻すすったし、周囲の目とか羞恥心とか気にしていられないくらい涙が止まらなかったし、ポケットティッシュ1袋使い切った。


本編の構成としてはあくまでもビビの視点でビビを主役にしたような話で、アニメのダイジェスト版みたいな感じだった。作画は勿論良くなってたけど、基本的にはテレビアニメ版と同じ絵柄だった。

ただのダイジェストというよりは、「名場面、名台詞全部集めました!」って感じで、とにかくアラバスタ編のここが泣ける!みたいのをことごとくいい演出で出してくるもんだからどの場面でも目頭熱くなって鼻がツーンとして大変だった。

その代わり端折ってる部分もたくさんあって、批判しようと思えばいくらでもできると思う。

ワンピースのアラバスタ編に関して泣ける話、泣く話だと思って観に行く人は楽しめると思う。
ゾロやサンジの萌え所を探しに行くのは今回多分無理。

そんな意識で観に行ったもんだからほぼ全シーンに泣かされたけど、俺が特に良かったと思うのは

  • ルフィとビビの殴り合い
  • ウソップ&チョッパーVSMr.4&Ms.メリークリスマス
  • 「心配すんな!お前の声なら俺達に聞こえてる」
  • 「我…アラバスタの守護神…ファルコン…王家の敵を…打ち滅ぼす者なり…」
  • 「戦いを!やめてください!」→雨
  • ロビンの(ここはあえて伏せておく!)

かな!

要するに全部良かった。
「あれも入れて欲しかったー!」って言い出したらキリがないから言わない。
脇役や雑魚含めテレビアニメ版とキャストもほぼ同じで全部音声再録って所も個人的に嬉しいポイントだった。









大泉学園TJOYにはルフィ海賊団の等身大人形が展示してあったよ。
特にロビン腰のくびれとおっぱいの形の良さは異常
お触り禁止って書いてあった。ちぇ。

*1:食い気味に