坂本真綾FC IDS!イベント from everywhere 18日公演@赤坂ACTシアター

他の人のレポート読んだりセットリスト確認して思い出しながらだけど大分あやふやで自信ない。
でも今回は東京と大阪公演しかしてないのでなるべく行けない人向けに書くだけ書こうと思ったので有言実行の巻。


FCイベントに関してネタバレしまくりなのでこれから大阪公演を見る人などは注意。


9/18ツイッターログ
http://twilog.org/1983Y/date-100918
(主にフレンチカレーSPOONの事だけしかないけど)

 西荻窪でフレンチカレーを食べてから14時には赤坂到着。
近くの喫煙スペースに寄ったりしながら赤坂BLITZ横のスターバックスのホールで休憩。
15時すぎに少人数の真綾クラスタと合流したりして赤坂の広場でやってたお祭りのイカ焼きを食べたりして時間を潰す。
16時過ぎには物販先行販売列に並んでCucumbersTシャツを購入&IDSSHOPカードおまけのしおりをもらってまたしばらくスタバ横でまったり。



 17時開場18時開演。
I-11席は舞台下手側の結構前の方で近くで真綾見えるし足も伸ばせて良い席だった。
今回のイベントのしおりとCucumbersクリアファイル


 オープニングはBGM無しで"どこかで見たような"「石ころに絵を描いた起き上がり小法師」がわりと鈍く『ゴンッ、ゴロッゴロッゴロッ』とSEを付けながら転がって行き、最後に「IDS」のマークになるCGムービー。


 正直言うとその不思議なキャラクターに「なんだっけ?」という気持ちとシュールなオープニングに吹きそうになったけど拍手ぐらいしか反応のしようがないので拍手。
そのまま映像に「あなただけがこの旅の理由をきかなかった」とメッセージが流れてVentoのイントロから一曲目の「おきてがみ」がスタート。



 この時は「イベントの最初に"おきてがみ"」が意外だったり、「3月16日でもないのに」とか野暮な事を考えてたりしたけど、OPムービーのメッセージを「手紙」と考えるとそれも自然かなと思い、その後のMCでより納得する理由が聞けた。


 「おきてがみ」から二曲目「セツナ」を歌ってMCへ。
今日の真綾の衣装は青いワンピースで髪型も大人っぽく、いつもの「かわいいー!」って声をかけるのがどこか躊躇われて、他の客席からもそういった声が飛ばなかった。


(オープニングの映像の事)「なんだかシュールな映像が流れましたけど」(会場爆笑)
「映画の始まりによくある『ガオーッ』ってやつ、アレやりたくて、スタッフにお願いしたの」
「『これで?』みたいな反応だったけど3Dカメラで撮ったりして一生懸命作ったのよ」
「ところでこの子(起き上がり小法師)会報に載ってるんだけど、みんな読んでるよね?」
「名前分かる人ー!」誰も挙手せず。
「いないの??誰も!?読んでないの!!?」真綾様ご立腹!w
俺も会報に載ってると言われて「あー」って見た事は思い出したけど名前まで出てこなくてごめんなさいごめんなさいという気持ちに…w



 今回のイベントは「from everywhere」という事で、ベストアルバム「everywhere」を作るにあたった経緯である去年のヨーロッパ一人旅の話を、近々発売する新しいエッセイ集の朗読を交えながら語っていくというテーマ。



エッセイ集は「エッセイ」の部分と「"あなた"への手紙」という構成になっていて、この"あなた"は真綾本人が家族や友人や誰かに向けて書いているのか、それとも読み手の"あなた"を指しているのかはみなさんのご想像におまかせします、というような説明から朗読がスタート。


 チェコプラハの移動の話」で今までも色んなメディアで何度か話してきた「夜行列車で"女性だけの部屋"を予約したはずがいつのまにかおっさんと相部屋になってしまって一晩過ごしてしまった」話をして笑いを取ったり、「プラハに行った事ある人ー?」と質問して、客席からチラホラ手が挙がったりしてたけど角度的に真綾からは見えてなかったりした様子。
全体的に客席の反応は大人しい印象だった。



 朗読「ストラホフ修道院
とても美しい図書室に突然涙が溢れてきてしまったという話。
図書室の話から繋がり3曲目「My Favorite Books」を歌う。

※ストラホフ修道院参考URL
http://kimmy2209.blog.so-net.ne.jp/2008-03-10
http://fromto.cc/hosokawa/diary/2007/20070819-prague2/index.html



 次のMCは「ヴェネチア」編。
ヴェネチアの町並みは「天空のエスカフローネ」のモチーフっぽくて、「ああ、そういえば私はこの町にピッタリな歌を歌っていたんだわ」
「(人前で歌うのは)15年ぶりぐらいになるのかな?とても久しぶりに歌います」と4曲目は「青い瞳」
一瞬「エスカ」から単純に「約束はいらない」を連想して「でも久しぶりとは言わないよな…」なんて思ってたから不意打ちの驚きと、話のリンクが綺麗に繋がってて感動。
「私今までのライブで歌った事あったのかな?」の独白に客席で「タナボタで歌ったよー!」の声。(華麗なる真綾スルー)



 「ヴェネチアの町は迷路みたいでほんのちょっとの距離を移動するにも目的地に進めない」
「景観を大事にしてるから看板も出てないし矢印がイチイチオシャレでどっち差してるかわからない」(客席大ウケw)
で、途方に暮れていたら青い瞳の素敵な男性「シーザー」に助けられて一瞬『ドキッ!』「もしかしてこんな所で"運命"!?みたいなw」
「まあ帰ってシャワー浴びたらどうでもよくなったんですけど」「不安な時に助けられても恋と勘違いはしないよね」とか真綾節が頼もしい。



 MCは「リスボン」編へリスボンの町並みも昔大好きだった「魔女の宅急便」で見た町並みそっくり。
小学生の頃魔女の宅急便を映画館で見た真綾は「映画を観終わってすぐもう一度劇場に入って二度目を観た」というぐらい好きだったそう。
ここでカバー曲の告知をして5曲目にやさしさに包まれたならを歌う。
バックのスクリーンには真綾が旅行中に撮影してたリスボンの町並みの風景写真が流れた。



 「『やさしさに包まれたなら』は元々魔女宅のテーマ曲ではなくて、お菓子のCMソングだったんだって!私まだ生まれてなかったけどw」
「誰かもう生まれてたって方いるかな?」に後ろの席あたりから「生まれてましたー」と年配男性の声がしたけど必殺の真綾スルー。
そのお菓子は「ソフトエクレア」ってお菓子で、チョコをキャラメルで包んでるようなお菓子だからキャラメル部分が"やさしさ"?というような独自の真綾解釈で会場の笑いを取ったりしてた。



 IDSファンクラブ会員からのお手紙を紹介のコーナーでは
「みんなハガキ出してくれたかな?出した人〜?」の声にまさかの客席からの挙手無し。
「え!ゼロ!?誰もいないの!?…じゃあもうやめるー?」本日二回目の真綾様ご立腹!
俺も出そう出そうと思ってたんだけどもう〆切過ぎてて諦めちゃってたのでなんかすごい罪悪感。申し訳なくてとりあえず「やめないでー!」って叫んどいた。
今日の客席は随分大人しいので真綾本人も「みんな恥ずかしがらないで!どんどん、カモ〜ンよ!」とか煽ったりしてたw



IDS会員からの手紙。テーマは「IDS!私のおすすめスポット」
「東京タワー」
真綾「私も東京タワー大好き。登った事はないけど帰ってきたなーって感じするし、私も古い人間だからねw」
って東京タワーを絶賛した後の手紙が
「建設中の東京スカイツリー(客席爆笑)
真綾「建設中の姿が見れるっていうのもいいもんだよね!東京タワーもなくなる訳じゃないし!私は東京タワー派だけどw」

真綾「これは読まれる為にうまいこと書いたなーっていうのがあったので、まんまとハマってあげます」

「IDSのファンクラブ会場ですv とっても素敵でうんたらかんたら略(覚えてないけどすごいぶりっ子風に読んでた)」
真綾「だってそんな感じで書いてあるんだもん。なんとかですvってハートばっかり!」

真綾「さて、ここからは"温泉シリーズ"です」
ってどこかの温泉読んだ直後の手紙が「荒川」で「あ、これじゃない、ごめんねこれも後で読むからねw」って慌てて温泉シリーズの手紙探したり。

「埼玉県大宮駅のまめの木」
真綾「埼玉の人これ知ってる?」客席からチラホラ挙手。埼玉民多い。
「これよこれ、こういうローカルな空気が欲しかったのよw」とか真綾ご満悦。

「荒川」の手紙をチラッと読むだけ読んで
真綾「もうすぐ二期も始まりますので」(客席拍手)「"黒いの"は昨日最終回でしたけどw」(客席爆笑)



朗読再開「("民宿"のようなもの)コトブキに泊まった時の話」
トニーさんタケコさん夫妻が出かけて、"ブルドック"のタローさん(19日のライブで訂正されてた)と二人きりで一緒に過ごして人生初の作曲をしたという話。
何物にも平等に訪れる「死」、そこから「故郷」「帰る場所」と繋げ「1マイルの少し先、一光年の手前」と歌った5曲目「everywhere」
タローさんの寿命の話や真綾本人の友人、仕事仲間の死の話をして少ししんみりとしてた。

※クラブコトブキ
http://www.venere.com/ja/bandb/castel-san-pietro-romano/bandb-club-kotobuki/#overview


「さて、次の曲で最後になります」えー!
マジックナンバーを歌う前にマジックナンバーの歌詞について説明。
「主人公の"こばと"ちゃんの綺麗な部分と自分のそうではない部分を考えていてどんな歌詞にするか考えていた」
「アップテンポで楽しそうだけど、実はそうじゃなくて、とにかく必死でがむしゃらに足掻いてるような歌詞」
そういわれて聞いてみたら確かにただ明るいだけの歌じゃないなって思えて新鮮に思えた。
6曲目マジックナンバー



ここで一度退場。手拍子でアンコール。
真綾再登場。CucumbersTシャツにスカート、レギンスで今度は間違いなく「かわいい!」衣装。ここぞとばかりにかわいいー!とか飛んだ。



7曲目はスクリーンを使ってDOWN TOWNのPVを流した。
「私は恥ずかしいので引っ込んでますので、またあとで…」と照れながら退場。
上映後三度真綾登場。客席からの感想「色っぽい!」「セクシー!」「キレイ!」
「なんか男性からの評判がいいみたいで…」満更でも無さそうな真綾。


CucumbersバンドメンバーもTシャツ着用で再登場。


「このデザインはキュウリ嫌いーッ!って感じを全面に出してます」
「外国人で変な日本語Tシャツ着てる人いるじゃない?あんな感じで"きゅうり!"みたいな」
「輪切りのキュウリのストラップ作ろうとか、Tシャツのロゴ擦ったらキュウリの匂いさせようとかって話もあったんだけど」
とかCumbersTシャツについて熱弁。「みんな買ってね〜w」


アンコールはループ〜sunset sideからGet No Satisfaction!
そして最後の曲は「武道館来てくれたりFCイベント来てくれてるみんなはもう知ってるだろうけどいつもの歌を歌います。みんなで歌ってください」



最前列の二人組が勇気出してスクッと立ち上がってくれたおかげで全体もタイミング良く立てた。
「ポケットを空にして」をみんなで一緒に歌って、名残惜しい感じがなくてスッキリ終われるのがIDSイベントのいい所だと思う。



他にどこで話したか定かじゃないけど覚えてる話とか。
「武道館のDVD買ってくれた?」沢山挙手。
「リボンブルーだった人!」沢山挙手。「ピンクだった人」沢山挙手。
「じゃあ、ゴールドだった人!」I-11から見てても「数人」挙手してた。
「すごいねー、数百人に一人ぐらいの割合らしくて、私もまだ実物は見てません」


MC中水を飲んで「ゲホッ」むせる真綾。「飲んだ意味ない…」に客席笑い。


今回のイベントはストーリー仕立てになってて、あまり客席からの声に反応する場面が少なかったような印象。
別に冷たいとか感じた訳ではないけどいつもの「かわいいー」→「もっと言え」「知ってる」みたいなお約束はなかったかな。
言われて満足してそのまま流す、みたいな感じが多かったような気がした。
もしかしてちょっと言われ飽きてたか、会報読んでなさそうな反応やハガキ出してなさそうな反応にご立腹してたから?w


この日はイベント終了後にツイッターの真綾クラスタ8〜9人ぐらいで近くのマクドナルドへ行って軽く感想会をして帰った。
19日へつづく。


ちなみにIDS会員からの手紙を読んでる最中、俺の右隣の空席に遅刻してきた女性がいたんだけど、19日のイベントも全部終わった後でツイッターのログ見たら毎度真綾イベントで詳細なイラストレポート書いてる@penguin_bouchanさんだった事に気付いて爆笑したwww
http://yfrog.com/f/2ov57p/